「花を支える枝、枝を支える幹、幹を支える根、根はみえねんだなぁ　　相田みつを」


私はこの言葉が好きでした。ＰＴＡ活動をするときには、いつも「私は根でありたい」と話していました。

もし、花でありたいと思って活動していたら、

こんな花を咲かせたいんだから、

しっかり枝をはってね。

もっと幹を太くしてね。

根はしっかりとはりめぐらしてね。

と、まわりに要求ばかり行いすべてをひとりできりもりし、空回りすることでしょう。

もし、活動を花にたとえたら、去年と同様に花を咲かせようとしたり、

こんなにたくさんの花を咲かせるのは大変だとか、

大きな花を咲かせるなんてできない。花を咲かせなくてもいいのではなどと思い、

本来の目的を見失うでしょう。根でありたいと思うことで、相手がどんな花を咲かせたいと思っているのか、

そのためには、どのような幹や枝がよいだろう、

どのように根をはったらよいか考えることができます。

ふりかえれぱ、根になりきれず、時には幹や枝になり、支えたり支えられたりの日々です。

でも、根でありたいと思い続けることで、

目的を見失わずに過ごすことができます。

根でありたいと思うことで、目的を共有して過ごす努力をします。

私の背中を押してくれる人がいた。

私の前を歩いた金井さん、飯田さんがいた。

私の横には、一緒に訪問してくれる人が何人もいた。

田中のりこは、ひとりではできません。

力をあわせて、SAKURAの花をさかせましょう。