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どのくらいゆるやかにできるのか?条例整備を行う際に次の3つに区分されるが、地域の実情に応じて自治体の創意工夫が条例に盛り込めるのはどれ?
① 従うべき基準、
② 標準、
③ 参酌 (さんしゃく)すべき基準
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「③ 参酌すべき基準」である。
法令の基準を十分参照した結果であれば、地域の実情に応じて、異なる内容を定めることが許される。
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国の行政機関の決定事項を、木更津市では、これから市議会の決定事項にするということ。
議員になって、まだ1年もたたないが、これからの議会の重みをさらに感じる。
私は一議員として、条例の審議においては、変更部分だけをみて審議するのではなく、地域の実情にあっているか規則の概要についても調べる努力をし、議論に参加するよう心がけたいと思った。
今までと まったく変わらない内容の条例だけど、参酌したの?
「地域の実情に合わせ、国基準を参酌してよい」とする条例の議案のひとつがこの3月議会にある。今までとまったく変わらない内容なので、質問する。 |
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公民館運営審議会委員は、学校教育及び社会教育の関係者、家庭教育の向上に資する活動を行う者並びに学識経験のある者の中から、市町村の教育委員会が委嘱することに
なっている。しかし、学識経験者が16人と多い理由は? |
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20人以内と定めている。
市内16公民館のそれぞれのエリアからサークルや地区役員などさまざまな立場の方が、地域推薦の学識経験者として16人。 |
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では、博物館協議会の委員は、学校教育及び社会教育の関係者、家庭教育の向上に資する活動を行う者、並びに学識経験のある者の中から、当該博物館を設置する地方公共団体の教育委員会が任命することになっている。しかし、5人全員学識経験者の理由は? |
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10人以内と定めている。博物館の性格から、専門分野の方にと考え、前 日本博物館協会の副会長、市内の文化学術団体の会長、永年にわたり、美術館建設運動を進めてこられた市民団体代表、および大学教授および小中学校関係者を5人に委嘱。 |
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なるほど。つまり、国の基準の範囲内で、すでに、地域の実情にあわせて、すすめていた。
今回、条例にする際には、変更するほどのものではないと判断したということか? |
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そのとおり。 |
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学識経験者といっても、博物館では、専門性を重視していて、公民館では、地域推薦の方。
今までの法の中でも、なんとか、地域の実情に合わせようと、各公民館の地域推薦の方を学識経験者の枠で委嘱し、すすめてきたのかと思っていた。
だから、今回の条例改正は木更津らしさをプラスするチャンスなのに、なぜ、従来どおりなのだろうと不思議に思ったので、質問した。
せめて、公民館運営審議会委員の学識経験者とは、地域推薦の各公民館の利用者であることがわかるような表示をホームページでは書き添えてほしい。 |