どこまでが安全なの? |
高木学校の崎山比早子先生曰く、
家の敷居のように、ここまでとか区切られていない。少ないに越したことはない。
「放射線に安全量はない」は、国際的な合意事項で、その前提に立って、防護を行う。
1万人あたりの発がん数は、1ミリシーベルトで1人。
10ミリシーベルトで10人とふえていく(国際放射線防護委員会)。 |
校舎・校庭等の利用判断にする暫定的な空間放射線量率の目安(3.8マイクロシーベルト/時)って? |
これは、文部科学省が緊急事態の福島県の学校に出した目安。
3.8マイクロシーベルト/時の校庭に8時間、屋内に16時間を1年間過ごしたら、20ミリシーベルト/年
になります。
※千葉県の学校のための基準ではありません。 |
福島県の基準3.8マイクロシーベルト/時と比較する行政が多い中、木更津市は?
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木更津市のホームページでは、日本及び世界の平均を参考として紹介しています。
独立行政法人放射線医学総合研究所の「放射線被ばくの早見図」から
● 日本における年間平均自然放射線量 : 1.5ミリシーベルト
● 世界における年間平均自然放射線量 : 2.4ミリシーベルト
このように木更津市では、日本の平均、世界の平均を市民に知らせています。
市民に平常時はどのくらいなのかを知ってもらい、データを見てくださいという木更津市の姿勢です。
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マスコミでは、千葉県の放射線量は、0.04マイクロシーベルト/時だけど? |
これは、市原市で地上7~8mで測定されたもの。実際に私たちや、子どもが暮らす高さの数値とは違うので、
このたび測定しました。 |
国際放射線防護委員会(ICRP)による一般の人の平常時の放射線量の限度
(自然放射線などを除く )である1ミリシーベルトって? |
国際放射線防護委員会(ICRP)は、専門家の立場から放射線防護に関する勧告を行う民間の国際学術組織。
ICRPが出す勧告は、日本を含む世界各国の放射線障害防止に関する法令の基礎にされている。
① 平 常 時:年間1ミリシーベルト以下に抑える。
② 緊急事態期:事故による被ばく量が20~100ミリシーベルトを超えないようにする。
③ 事故収束後の復旧期:年間1~20ミリシーベルトを超えないようにする。
長期的には1ミリシーベルト以下が目標としているが、国際放射線防護委員会(ICRP)は、食品による内部被ばく
を考えていない。 |